僕が坊ちゃんになった理由(わけ)



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ここは断縁獄のなか。
塁摩が空を飛んでいる。いや、浮いている。
いつのまにやら周囲は広大な宇宙空間と化している。
塁摩の額には「ν(にゅー)」の一文字。
「.....そこっ!!」
塁摩が背中にくくりつけていた四つのひょうたんが
一斉に右に飛んだ。
ひょうたんの口からでる光線。
その光線の先には綜現が。なぜか全身を赤く塗ったくっている。
「そうそうあたりはせん!!」
綜現の手からでた光の剣が次々にひょうたんを切り落とす。
塁摩が叫ぶ「甘いっっっっっ!」
肩に担いだバズーカの引き金を塁摩が引く
「ちいっ!」
そう言うと綜現は斧を取り出し振りかぶって.........

「...そこまでよ」
流麗の声がした。
すると宇宙空間は消え、子供二人は地に落ちた。周囲は野原になった。
「あうっ」「ぱぶっ」
「...なにわけのわからないことしてるの。
知らない人にはわからない事はやめなさい」
「あれ、流麗さん。今日は会館でイベントがあるんじゃないの?」
綜現が起き上がって聞く。
「...行ったら車の展示会してたわ......」
「ぷぷ...」
塁摩が隠れて笑った。ていうかちっとも隠れてないし、隠す気もないが。
「あっはははっ、暇だったからなんとなく書いてみたパンフに
こうも見事にひっかかるなんて、たーのしーー!」
流麗の目が、右目のみが大きく開かれ、その瞬間塁摩に向かって小石が
放たれた。
「ひゃっ」
塁摩がひょいと避けた。
「...よくもわたしをかついでくれたわね。くそ生意気な小娘...」
「流麗さん!こ、言葉遣いがこわいよ!」
流麗が塁摩にだまされるのはこれで182回目であった。
ちなみに塁摩が流麗にだまされた回数は1895回である。
「なによ、いつもいつも私達の『無邪気な子供タイム』を邪魔してくれて!」
「...呪うわよ」
「あわわわわ...」
綜現が口に手を突っ込んであわてた。
「あーら、それは怖いわねぇ。あんたの呪いっていかにもって感じで
効きそうだわぁ〜〜。おほほーのほー」
「る、塁摩。そんなこと言っちゃあ駄目だよ....」
その時、丘のむこうから恵潤が走ってやってきた。
「ちょっとちょっとぉーーー!!!」
「あれ、恵潤さん?」「なに?!」「...」
「あんたたち!今、石投げてきたでしょ!?」
引きつった顔で恵潤がわめく。
「うん。流麗が投げたの。流麗が。」
「...塁摩が投げさせたのよ」
またも喧嘩腰の二人をとめて、恵潤
「その石が深霜にクリーンヒットしたのよ!!!」
3人が声をそろえて「............え」

ここで、深霜に石が当たるまでの経過は略す。

そしてここは恵潤の家。
入り口には「深霜追悼緊急集会」という看板。
「さて、事情は以上よ。」
円卓のうえに折れ曲がった刀。
それを囲んで恵潤、豪角、静嵐、綜現、塁摩、流麗、九鷲。
「かわいそうになぁ、深霜。今思えばほんとにややこしい性格だったなぁ」
「こら、豪角。勝手に殺さないの。深霜はぎりぎり生きてるわ」
「ぎりぎりなわけね...。けどさ、恵潤。これ助かるの?」
「そこなのよ、塁摩。ひっじょーーーにやばいのね」
「...ここからは台詞の前に名前をいれるわよ。めんどうになったきたから」
「なに言ってるの?流麗さん」
「...なんでもないのよ、綜現」

恵潤「はっきし言って、深霜は今人間で言うところの
   『一昨々年死んだおばあちゃんが見える』状態ね」
九鷲「わかんないわよ」
塁摩「ああ、そういうことね...」
綜現「やばやばだねー」
九鷲「わかるの....?」
豪角「じゃあ、やっぱり死んだも同然じゃあないのかい?」
恵潤「いいえ。手は....あるにはあるのよ」
流麗「......」
綜現「どうすればいいんですか?」
恵潤「あのね...えーと.....」
塁摩「そうか!九転鍼をぶっさすのね!」
静嵐「あのねぇ、塁摩。深霜は刀のままなんだから、鍼はうてないよ。」
塁摩「そ、そんなことわかってるわよ!言ってみただけだもん!!
   何よ、いたのかどうかもわかんないくらい薄い存在のくせに!」
静嵐「そ、そこまでいわなくったって...はぅぅ」
恵潤「話の腰を折らないの。それで、手段っていうのはね...流麗に」
綜現「そうか!流麗さんは宝貝の髪の毛があれば、破損した宝貝も治せるんで
   すよね!!」
恵潤「そ、そうなのよ....」
流麗「...ええ、できるわよ。この私にかかれば簡単」
塁摩「そういえば、まえに殷雷を治したわね」
静嵐「おいおい、しっかり覚えてなよ君たち。しょうがないなぁ」
塁摩「っさいわよ、この性悪へっぽこ三流宝貝!!!」
静嵐「ぁぅぅぅ............」
九鷲「じゃあ、さっさとやってしまいなさいよー」
流麗「...だから、修復には長い髪の毛が必要なのよ....」
・・・・・・
九鷲「だ、だだ、だれが切るの....?」
流麗「私はもう切ってしまったから駄目ね。綜現も短い」
豪角「お、俺も短すぎるよ、なぁ?」
九鷲「嫌!私は嫌よぉ!!」
恵潤「...だから言いたくなかったのよね....」
塁摩「このかわゆい子供の髪の毛を切るつもり!?」
流麗「...つもりよ。ふふふ」
塁摩「いやぁーー!そんなことしたら、あんたたち全員ぶっこわーーーす!
   うるわぁぁぁぁああああ!!!!」
綜現「ひぃぃぃぃ!塁摩、おちついて!!!」
恵潤「わかったわ!わかったからやめなさい!!」
豪角「エゴだぞ、それはぁーーー」
               二十分後
塁摩「はぁ、はぁ、はぁ」
綜現「だ、だから...塁摩はなしってことで...」
一同「さんせーーい.......」
塁摩「てへ♪」
流麗「...ちっ......じゃあ誰が切るの?」
九鷲「ぜっったいに嫌!!!深霜には悪いけど、さよならね」
恵潤「ううーーーん........でも.......」
豪角「くっくっく...どちらの髪でも、切るのは俺にやらせてくれよぉ〜」
綜現「ご、ごうかくさぁん」
塁摩「....ん?」
恵潤「どうしたの、塁摩?」
塁摩「えーーーと.......なにかいない.......あ、静嵐!!!!!!!」
一同「あーーーーーーーーーーっ!!!」
九鷲「あいつ、いなくなってる!?」
豪角「なんて卑怯な、逃げ出すとはぁ」
恵潤「みつけましょう!」
綜現「あの、静嵐さんならここに...」
塁摩「あ」
静嵐「ずっと隅っこで座ってたよ...どうせ薄いですよ...あはは.......」
九鷲「う...ま、まあいいわ!静嵐、あんたがばっさり丸狩りよ!」
静嵐「え...えええーーーーーー!!!?やだよぉ!」
九鷲「やかましい!ひっとらえろー!!」
恵潤「おうっ」
静嵐「そんな、恵潤まで...あうっ」
塁摩「いえー、やっちゃえー」
九鷲「豪角、やっちまえーーーー」
豪角「なぁんだ、静嵐か....まあいいや、いくよぉ〜くふふ」
静嵐「いやだぁ〜〜〜!!」
恵潤「ちょっと、動いちゃ.....あっ」
         ザクッ
豪角「あらららぁ」
塁摩「前髪がきれちゃった...」
綜現「.....ぷぷ」
静嵐「ぼ、ぼくの前髪........がくっ」
九鷲「あら、気ぃ失ったわ。チャンスね」
恵潤「ごめんねぇ、静嵐......さ、やっちゃって」
豪角「はいよぉ.....ちょきちょき」


かくして深霜は無事蘇り、
静嵐の髪は前も後ろも短く均一に切りそろえられたのであった。

「せっいっらぁ〜〜〜〜ん♪」
深霜が静嵐に飛びつく
「うわっ、ちょ.....」
「せいらぁん、嬉しいわ。私のためにこぉんなダサイ頭になってまで
....ああ、深霜感激ぃ♪」
「だ、だれかたすけてぇ〜〜〜〜!」

「深霜さん治ってよかったですね」
「...静嵐も幸せになれたわよ」
「次に殷雷に会うのが楽しみぃ〜〜♪」
「くくく...静嵐が自殺するときは手伝わなきゃねぇ...」
「ま、なんにせよ解決ね」
「はぁ....殷雷、これ以上濃いキャラを増やさないでね...」

「ちゅっちゅ〜〜〜♪」
「だぁれぇーかぁ〜〜〜〜〜〜」

ちゃんちゃん☆



声の出演
恵潤   佐久間レイ     殷雷   林家いっ平
綜現   上田佑司      和穂   関智一
塁摩   かないみか     龍華   田中ヨネ
流麗   子安武人      護玄   ナムチャッカ=サンディ
深霜   玉川沙己子     四海獄  丹下桜  
豪角   若本規夫      野手(13)木村卓也   
静嵐   菊池雅美      梨乱   ?

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おわったーーーーーーーーーー!!!!!!!
四時間かかた!!!
ああはははははははは
できたー。よかった!
じゃあ、ぜひこれを載せて宣伝してね♪なんつって
んじゃあね!!